アンパンマンのうさぎ

世の中の先輩に教えてほしいこと 文化構想学部

歌詞であれって思うこと



シンデレラガール』は、そのタイトル通り、シンデレラ(のように素敵な女性)に対する愛を歌った曲。ただ、シンデレラの童話の通り、<魔法>は永遠ではない。童話では夜の12時が来たら魔法は解けてしまう。それは現実世界に置き換えると「加齢」「年をとること」になるだろう。『シンデレラガール』でも<だれもがみんな嘆いてる/“恋の魔法には期限がある”/“時がたてば宝石もガラス玉さ”>という歌詞がある。
出典 (2ページ目)King & Prince『シンデレラガール』を菊地成孔が「歴史を変える歌」と激賞! 壮年ファンへのジャニーズの目配せ - wezzy|ウェジー


関ジャニ∞の7人がしみじみと語り合うような曲調の『奇跡の人』は、明るく爽やかなメロディーに、関ジャニメンバーの穏やかな歌声がのり、軽く聞き流すぶんには何の違和感もない。しかし歌詞をよく聞いてみると「おやっ?」と思うのだ。

 独身男性が自分はちゃんと結婚できるだろうか、そんな相手(歌詞では「奇跡の相手」)と出会えるだろうか、と「結婚」に思いを馳せるところから始まって、そうはいっても(結婚願望はあるけど)最近の若い女子にはロクなのがいないんだよな~といったニュアンスで、長いダメ出しを繰り広げる。聞いていると、結婚云々は建前で、最初からこっちより(若い女の子批判)をやりたかったんじゃないかと勘ぐってしまうくらい、ダメ出しパートが長い。