アンパンマンのうさぎ

世の中の先輩に教えてほしいこと 文化構想学部

ズートピア 感想

わかりやすいけど、とってもいい話
肉食動物と草食動物
先入観で判断することがいかに間違っているか

動物世界のユートピアと言われてあなたは何を思い浮かべますか?

ユートピア=理想卿ということは、動物たちにとっての楽園ですよね?

人間からの支配が及ばない世界?

これが思い浮かぶあなたはいつだって人間視点です。

草食動物が肉食動物に怯えることなく生きていける社会?(女性と男性?)(黒人と白人)

動物の種類の特性に関係なく、職業選択ができる世界?

ー映画の中で、「可愛くてまぬけな」うさぎ、「ずるがしこい」キツネ、のろまなナマケモノ、警察に向いているのは大型肉食動物のシロクマ、バッファロー
→各文化のキツネ、うさぎなど動物のイメージ

たくさんのステレオタイプが出てきます。
これらは種の特徴かもしれませんが、個体の特徴ではありません。

たぶんこの映画の伝えたいことはここだと思います。

映画の中では、昔は原始、肉食動物は草食動物を食べていた時代がありましたが、「進化を遂げたこと、文明が進んだことによって、肉食動物は1人で猟をする必要もなくなり、種類によって職業を狭められることも無くなりました。」と始まります。
→じゃあ肉食動物は何を食べるのか??
それ用の動物を飼育?植物?魚?

ストーリーは、
うさぎのジュディは両親の勧めるにんじん栽培を断ち切り、厳しく大型動物に有利な警察訓練を最優秀で卒業し、ズートピアへ旅立ちます。

動物の世界は気候によって、7つ?に分けられており、ツンドラタウン(怖目)やレインフォレスト砂漠ズートピア(都会)などに分かれている

?都会のズートピアだけが、肉食、草食動物どちらもいる?かも

ズートピアで、晴れて警官になったものの所長から言われたのは駐車違反管理。他の大型動物が行方不明捜索に就く中、駐車違反取り締まっていると、「30秒遅れただけじゃん」とだんだん市民の不満の声をきく。
→「もっと警官らしい仕事を」と所長にお願いするが、断られる。断る方も特性と個性を見分けられておらず差別的だが、駐車違反は警官らしい仕事とはいえないのか、?
これは、ジュディの失敗、未熟な面として描かれている

なんとか「警官らしい」仕事がないか探している時に、キツネのお父さん子どものネズミ?がアイスキャンデー屋さんで、赤色のアイスキャンデーを注文しているのに、ゾウたちが差別し、注文をお断りする、と不当な扱いを受ける、これを見たジュディはその店の衛星情報にたり




ネットのレビュー
動物たちのキャラクターが個々で濃ゆくて可愛い。服を着ない動物に対して、主人公のジュディが恥ずかしくて直視できないシーンなど、動物たちが動物らしいのに人間ぽいところがおもしろかった。
ズートピアの街も、動物たちに合わせて地区によって住むやすい環境になっていたり、他の動物とサイズが違うネズミの街があったりなど観ていて全然飽きない。
そして、ただジュディとニックの友情や冒険を描くだけではなく、物語には黒幕がいて、それに迫っていく様子もハラハラします。笑えるシーンがちょこちょこあっても、ストーリーに中だるみがないことが本当にすごいと思います。
物語の中で悲しさを描くときも、動物が死んだりするんじゃなく、差別やいじめについて触れているのでより身近に感じて、共感できました。こんなに楽しくて可愛い映画なのに、肉食動物と草食動物間の差別を、まるで人間界であるようにリアルに描いているところもすごいと思いました。

ズートピア』は擬人化された動物が暮らす世界を舞台に、警察官のウサギ”ジュディ・ホップス”とキツネの”ニック・ワイルド”がある事件の真相を追う物語。本作の巧妙な点は登場する動物キャラが現実世界と同じサイズであること。
小さなウサギのジュディは夢を叶えようとする中で様々な障壁にぶつかることになる。でも彼女は決して諦めなかった。物語を通してジュディとニックは自分たち自身のこと、そして周りの世界についてたくさん学んでいく。キャラクターたちがロジカルに成長していくから感情移入しやすいんだ。